| ■ |
びまん性表層角膜炎
角膜に小さい点状の傷(びらん)が、たくさん出来る病気で、眩しかったり、コロついたりします。この病気の原因は分かっていません。ビタミンB2の活性型が不足しているために起こる、とも言われますが、必ずしもすべてがそうではないようです。涙の成分の不足が原因となることもあります。
【治療】 ビタミンB2をはじめ、色々な栄養剤 の点眼を行います。 |
| ▲topへ |
| ■ |
角膜ヘルぺス
角膜に、単純ヘルぺスというウィルスが感染して起こる病気です。口角の唇の近くに数個の小さい水疱
ができて、治りにくかった経験があると思いますがこれも同じ単純ヘルぺスウィルスによるものです。はじめは、角膜の表面に数個の小さい水疱が出来ますが、やがてこの水疱
が破れて連なると、木の枝の形をした傷を作ります。これは樹枝状角膜潰瘍といってこの病気の特徴の一つです。この時期には、ウィルスはまだ角膜の表面にいるので、治りやすいのですがもっと奥に入り込むと、治りにくくなります。
【治療】 早期治療が必要で、ウィルスがまだ表層にいる頃に殺すことが必要です。薬品としてはIDUがあります。昼間は1時間ごとに目薬を点眼し、夜寝る前には、この軟膏を入れます。 |
| ▲topへ |
| ■ |
匍行性角膜潰瘍(つきめ)
俗に「つきめ」という。角膜に細菌やカビ(真菌)が感染して、角膜が化膿する病気です。はじめは、小さい綿ゴミが角膜に付いているという感じですが、これは膿です。治療しないと、この膿が角膜全体に広がり、さらに眼球の中に入って失明してしまいます。
慢性涙嚢炎のある人が、稲の葉などで角膜に小さい傷を付けた時に化膿菌が伝染しておこります。したがって、農村に多い病気です。角膜の化膿した部位は治っても、透明にならないで白濁することが多く、瞳孔の前の角膜に濁りが残ると視力が低下します。
【治療】菌を殺す薬で行います。菌を殺す薬(抗生物質)を点眼、静脈注射、結膜下注射など投与します。 |
| ▲topへ |
| ■ |
翼状片
結膜から角膜に向かって肉片のような物(翼状片)が、のびて行く病気です。これが小さい間は、視力障害はありませんが、翼状片が大きくなって瞳孔にかかると視力が落ちてしまいます。瞳孔にかかる前に手術を行う必要があります。
【治療】 手術によって摘出します。翼状片が、瞳孔にかかって視力が低下してから手術したのでは、瞳孔の前に傷が残って視力は回復しません。 |
| ▲topへ |
| ■ |
円錐角膜
角膜の先端が飛び出してくる病気です。これは、先天異常で10〜20才頃に始まって次第に突出が強くなります。まれには、ある程度突出して止まる場合もあります。角膜の中心部が飛び出すので、だんだん視力が落ちてきます。
円錐角膜は、ハードコンタクトレンズを入れると、コンタクトレンズによって、見かけ上、眼の表面は滑らかな球状になるので、良く見えるようになります。
しかし、突出がもっと強くなると、コンタクトレンズが入らなくなります。更に強くなると、角膜の中央が非常に薄くなって、ついには孔があいてしまいます。このような進行性の場合には、角膜移植手術を行います。 |
| ▲topへ |
| ■ |
老人環
角膜の端の部分に、全周にわたって白色の線状の輪ができるものです。白色の輪と結膜との間に透明な部分があるのが特徴です。老化現象の一種です。
輪が非常に濃くなることもありますが、中央の方には進まないので、視力障害を起こすことはありません。放置してかまいません。 |
| ▲topへ |
| ■ |
シェーグレン症候群
目の合併症として最も頻度が高いのが、「シェーグレン症候群」です。
シェーグレン症候群は、涙腺や唾液腺がリンパ球の浸潤によって破壊されることによって、涙や唾液の分泌が低下し、その結果、結膜や角膜が乾燥して「乾燥性角結膜炎」や、「ロ内乾燥症」が起こる病気です。 |
| ▲topへ |