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角膜とは
 眼球の最前部にあり、強膜とともに眼球外膜を構成しています。「透明性」を保持しながら、外界の光を通過させ、光を屈折させて瞳孔領に送っています。
 
■角膜表面の形状は?
ほぼ円形に近い(横楕円)
縦経 平均10.5mm
横経 平均11.5mm
厚み 中央部 約0.5mm 周辺部 約0.7mm
曲率半径 中央部曲率半径7.4mm 前面曲率半径7.7mm 後面曲率半径6.8mm
屈折率 1.376
屈折力 平均 水平43.5D  垂直44.5D
 
■角膜の知覚
 角膜には痛覚、冷覚があり周辺部に比べて中央部が鋭敏になっています。知覚神経は、三叉神経で、白内障術後は角膜全体の知覚は低下するようです。

 眠くなると目をこすりますよね。
これは、疲れから眼瞼が鬱血してかゆい感じが出てくるからです。
あの、こすった時の気持ちの良さは何覚というのでしょうか?
 
■角膜の呼吸
 角膜は、房水・輪部血管蹄係網から得られるブドウ糖を、主として涙液を介して得られる大気中の酸素で解糖し、酸化を行い必要なエネルギーを得ています。

 この時、供給される酸素が極端に減ると、角膜は混濁をおこします。コンタクトレンズなどで、角膜をおおうと角膜への酸素供給が出来なくなります。出来るだけ、角膜に酸素を与えるために酸素透過性O2レンズが開発されました。

 ソフトコンタクトレンズも酸素を通すためにどんどん薄型になっています。
 
■角膜内皮細胞撮影検査

 コンタクトレンズは、眼に直接触れるものであるため、光学的にも美容的にも優れておりますが、処方や取り扱いが不適切な場合には様々なトラブル・障害をきたします。

 コンタクトレンズのトラブルには、黒目(角膜)に傷が付くものや、まぶたの裏側(眼瞼結膜)が隆起してくるもののように通常の(定期)検査で分かるものの他に、特殊な検査を行わなければ気づかないものがあります。その代表がこの角膜内皮細胞検査です。

 初期の角膜内皮細胞の障害は、自覚症状を全く伴わない為本人が気づくことはありません。この角膜内皮細胞は黒目(角膜)の透明性を保つ為に非常に大切な働きをしており、一旦障害を受けてしまうと、元通りになることはありません。この細胞のダメージが蓄積すると角膜が濁ってしまい(水疱性角膜症という状態)角膜移植以外に治療法が無くなります。

 角膜内皮細胞の障害は自覚症状を伴わないので、定期的に検査しておく必要があります。

角膜内皮細胞は通常1mm2当たり、生まれた時は約4,000個、成人で約2,500個〜3,000個、70才くらいで約2,000個と加齢にに伴い減少します。1,500個以下になると白内障手術など眼内手術後のトラブルが増え、1,000個以下になると眼内手術が受けられないこともあります。コンタクトレンズの装用は、この角膜内皮細胞の減少を助長することがあります。

 これは、コンタクトレンズ全体に言えることですが、特に従来型のソフトコンタクトレンズや酸素を通さないハードコンタクトレンズ、装用時間の長い方は要注意です。また、コンタクトレンズの調子が良くても定期検査が重要です。コンタクトレンズを装用している方は、角膜内皮細胞の検査を年に一回受けることが重要と考えます。

 当院 眼科美浜クリニックには角膜内皮細胞の検査機がございます。お問い合わせください。

 

 
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