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ア 行
赤アザ(母斑)
悪性黒色腫(メラノーマ)
悪性腫瘍
アクネ
足白癬
あせも(急性湿疹)
頭じらみ
アトピー性皮膚炎
アナフィラキシーショック
アナフィラクトイド紫斑
アレルギー性血管炎

 

 


赤アザ (母斑)
aza
赤アザ

 昔から妊婦が妊娠中に転ぶと青あざ、
火事を見ると赤あざの子が生まれる・・・・
などと言われることがありますが、全く根拠がありません。

「あざ」は母斑と呼ばれ、
   生まれつき、または生後徐々に発現する皮膚の異常を言います。


 単純性血管腫 (赤あざ)


 単純性血管腫(赤あざ)は、皮膚の毛細血管の異常な増殖によって皮膚が赤く見えます。「あざ」にはこのほか
皮膚のメラニン色素産生細胞の異常による「あざ」(茶あざ、青あざ、黒あざなど)や、
表皮だけの異常により表面がでこぼこする表皮母斑、
皮膚の全構造に異常をきたす脂腺母斑などがあります。

 「あざ」を生じる理由は、胎生期に皮膚の構造が形成される過程で起こる
体細胞レベルの突然変異と言われています。
つまり、何らかの理由による細胞の突然変異が
   皮膚のある部分の毛細血管に起これば赤あざを、
   メラニン色素産性細胞に起これば茶あざ等が形成されるわけです。

 単純性血管腫などの皮膚の「あざ」(母斑)は
           偶発的なもので遺伝する可能性は全くありません。

 
 


 
悪性黒色腫 (メラノーマ)
黒 悪性黒色腫

 メラノサイトからでる皮膚の腫瘍の中で、
     悪性で進行が早く致命的になることが多い腫瘍です。

 紫外線など外的刺激で発生が促進すると言われ、
黒色の腫瘍と思われがちですが、色素を持たない白色のものもあります。
潰瘍・出血を伴うこともあり。 足底からの発生が多いようです。
発生率は、5万人に1人位と言われています。

 治 療
 進行度1期から5期まであり、早期でしたら外来で可能ですが、
進行すると転移の検索や広範囲な切除、検査と化学療法・免疫療法などの
為に入院して手術が必用です。

    早期に専門家に相談してください。

 


悪性腫瘍
 

 悪性の細胞が体内で発生し、
臓器内で増殖するとともにリンパ節やほかの臓器にも転移して、
生命にまで重大な影響を与えるような腫瘍。いわゆる「がん」のこと。
 原因はまだ不明だが、
ウイルス、遺伝素因、化学物質、放射線などが関係すると考えられている。

     日本人の死因の第1位で、全体の約3割を占める。

 
 


 
 
 アクネ (にきび、挫創) 

にきび
ニキビ

 ニキビは皮膚科的にはアクネ・「尋常性ざ瘡」と「挫創」と言い、
毛穴に皮脂が貯まった状態に炎症を起こしたものです。
ニキビだと思っていても実は違う皮膚疾患であるので、
皮膚科を受診してみてください。
 
    毛穴に皮脂が貯まらないようにする・・のが ポイント です。

 注意点

 汚れた手で触らないようにしましょう。
洗顔時にはお湯を使って毛穴をしっかりと開かせて汚れを落として下さい。
洗顔フォームを良く泡立てて洗顔し、洗った後は保湿剤などで水分を補う。
お化粧の際、油性の成分は毛穴をふさぐので良くありません。
出来るだけ短時間だけにして下さい。

 アドバイス

 女性は、生理前にニキビが増えることもあります。 
食べ物はバランス良く 野菜を多く取ってください。
便秘の予防にもなります。
規則正しい生活をして下さい。寝不足や環境の変化やストレスでも増えます。

 その症状や患者さんによって必要な治療が異なります。
活性型ビタミンCのイオン導入や、グリコール酸を使用した
ケミカルピーリングなどを行ったりする場合もあります。

 


足白癬


はくせん
足白癬

 水虫は正式には足白癬といい、
白癬菌という皮膚糸状菌の皮膚感染症です。

 
 


 

 あせも (急性湿疹)


あせも
あせも

 急性に発症したブツブツ、小さい水泡赤み、粉をふく、などが混ざって出来てかゆみを伴うもの。
ウイルス性発疹症や細菌感染の典型的でない皮疹も含まれている可能性があります。皮疹は、通常左右対称性ですが、基礎に毛嚢炎がある場合は、左右非対称性の場合もあります。
 幼児は、汗のたまりやすい、首のひだに多く見かけます。

 汗で悪化しする人は、酸性の石けんを勧めています。

 


頭じらみ
 

  頭髪やまゆげ、まつげに寄生するもので、陰毛に寄生する毛じらみとは別の種類のしらみです。

 
 


 

 アトピー性皮膚炎
 
atopi
アトピー性皮膚炎
 アトピー性皮膚炎とは、遺伝的な体質に環境要因が加わって、その湿疹が慢性再発的に何年も続く病気です。皮膚が非常に敏感なので、少しの刺激が加わっても簡単に炎症が起こります。炎症を起こすような刺激を減らすことが大事です。

 アトピー性皮膚炎の皮膚は、乾燥肌=敏感肌になっているので
スキンケアが大事です。清潔と保湿のスキンケアーです。
 まず入浴 (ぬるめのお湯に短時間) で皮膚を清潔にしましょう。ほこりや汗やは皮膚を刺激するので、石けんやシャンプーを使って、こすらずに体を洗います。
また、洗った後は、よくすすぎます。
 風呂上りや洗顔後は保湿剤を塗って皮膚の保湿を乾燥を防ぎます。
 
注意点として  
 衣類は刺激の少ない繊維を選びます。肌着は、皮膚への刺激の少ない綿などを選びます。洗濯した衣類はすすぎを十分に行います。汗で症状が悪化することがあるので、なるべく快適な環境で汗をかかないようにします。冬は乾燥するので、加湿器を使い室内の湿度にも注意します。
 
治 療
 アトピー性皮膚炎は慢性に湿疹をくり返す病気ですから、湿疹を治す治療が基本になります。湿疹に対してはステロイド(副腎皮質ホルモン)の外用薬(塗り薬)が良く効きます。しかし、良く効く薬のため使い方を間違えると副作用が出る可能性があります。

 最終的に、保湿剤や肌を清潔に保って、日常生活に支障がない状態を保つ事が目的です。そのためには湿疹の状態が良くなっても医師と相談しながらスキンケアを続けます。ですから、自己判断で外用剤を使用せずに担当の医師と状態を確認しながら使用法を決めて下さい。皮膚の状態に最も適した薬を選択するためにも、皮膚科の専門医に定期的に受診して下さい。
   
3タイプのアトピー性皮膚炎

乳児期のアトピー性皮膚炎

 生後から満1才位までに、上半身にじゅくじゅくした湿疹が見られ、全身に左右対称に湿疹が出来ていたら乳児期のアトピー性皮膚炎です。
 2才までに多くは治癒して再発しないようですが、一部は幼児期タイプにそのまま移行するケースもあります。
   
幼小児期タイプのアトピー性皮膚炎
   2才頃から15才頃まで(幼児期・小児期)は、肘や膝の屈側に左右対称に湿疹が出来て全身の皮膚が乾燥し角化肥厚して慢性湿疹になります。
かゆみが強く引っかき傷もみられます。
 10才から12才で多くは治癒して再発しない事が多く、一部は成人期タイプにそのまま移行するケースがあります。
   
成人期のアトピー性皮膚炎
   思春期以後の湿疹は幼児期・小児期と同じですが
顔・くび・胸・背中の脂漏部位に
「赤みを伴う湿疹」が強く出現します。
 成人期タイプのアトピー性皮膚炎では30才までに自然治癒するようですが、
30才以降まで残り、45才以上にも及ぶこともあります。
 



 アナフィラキシーショック


 
 虫さされ(刺咬性アレルギー)や、
 薬など(薬のアレルギー)は、重篤で即時性の場合なら
『全身性』アナフィラキシーショックを起こす場合もあります。
即時性アレルギー反応が過剰に起こったケースです。

 虫さされ、あるいは薬を注射して、
数分から15分以内に息苦しさ、
             不安感、

             口腔内乾燥、

             蕁麻疹、

             悪心
 

  •  などの全身状態が起こり、
    すぐに 顔面蒼白脈拍微弱、
         血圧下降、
         失神、
         チアノーゼ、
         無尿、
         呼吸困難
    など『命にかかわるような全身状態』が出るので 
    即刻 救急車を呼びます。
    アドレナリンの注射、血管確保、呼吸路確保などの救急医療が必要です。

      薬を飲んだ後、あるいは病院では
    薬の注射の後に気分が悪くなったらすぐに連絡します。
    蜂にさされた後は、ショックに成る可能性もあります。
    ショックを起こすと抗ヒスタミン剤は、もう効果が無いので、
    すぐに救急医療を呼びます。

     薬物は、全身状態まで悪くなるので、その薬を絶対飲まないように、
    過去の経歴などを薬剤師とよく相談してください。

 
 




アナフィラクトイド紫斑
 

 小児に出来やすくて、下肢が中心となります。 真皮上層の血管の障害の為、血液が血管からもれて紫斑になります。症状としては、腹痛、下痢、下血、嘔吐 関節症状:関節痛、腫脹 腎症:蛋白尿、血尿などです。

 原 因
感染症(マイコプラズマ、溶連菌感染症、ブドウ球菌感染、林病、HBウイルス)、異種蛋白、自己蛋白、薬剤、環境化学物質、などが考えられます。

 治 療
 安静が第一です。塗り薬と飲み薬で様子を見ながらステロイド内服を使う場合もあります。重くなると検査と治療の兼ねて入院が必用になります。



アレルギー性血管炎
 

 真皮上層〜中層(まれに皮下組織)の小血管のえ死性血管炎で、成人に多く両下肢に発症し潰瘍と紫斑を伴うが、合併症を伴うことは少ないようです。まれに腎障害を伴うことがあります。

治 療
 軽症だと、安静。塗り薬と飲み薬で様子を見ます。
重症では、ステロイド内服が必用なことが多く、入院治療が必要なこともあります。