カ 行

外 傷

疥 癬(かいせん)

潰 瘍(かいよう)

角化型足白癬

角化症

鵞口瘡(がこうそう)

かぶれ

貨幣状湿疹

カポジ水痘様発疹症

汗管腫

眼瞼黄色腫

カンジダ症

カンジダ性間擦疹

カンジダ性指間糜爛症

汗 疹(かんしん)

乾 癬(かんせん)

陥入爪(かんにゅうそう )

肝 斑(かんぱん)

乾皮症(かんぴしょう)


汗 疱(かんぽう)

汗疱状湿疹

寒冷蕁麻疹

外 傷

 かみ傷以外の外傷は、普通は問題なく治ります。しかし場合によっては大量に出血したり、傷が感染を起こしたり、傷が深く、神経、腱、血管が傷ついていたり、異物が傷の内部に残っている場合もあります。

 ほとんどの部位での皮膚の浅い傷は、出血は少なく、自然に止まります。しかし手や頭皮の切り傷の場合、動脈や太い静脈を切ったときのように大量に出血することがあります。

 傷が泥や細菌で汚染されると感染が生じます。どんな傷でも感染する可能性がありますが、とりわけ泥まみれの深いすり傷や、皮下深くまで汚染しやすい刺し傷の場合、感染を起こしやすくなります。また、傷口にガラスの破片や布の切れ端などの異物が入りこんだ場合は、多くの場合、感染します。傷口が泥や細菌に汚染されている時間が長いほど感染が起こりやすくなります。

 傷は初め痛みますが、たいていは1日たつと痛みが軽くなります。腱や神経が切れた場合は、その部分をうまく動かすことができなくなります。神経の損傷ではしびれ感が生じることもあります。刺し傷の内部に異物が入ったままになっていると、触れると痛みを感じます。

 けがをしてから数日たって痛みが増してきた場合は、感染の最初の徴候です。感染すると、その部分の皮膚が赤く腫れてじくじくした膿が出るようになります。熱が出ることもあります。

 
 


  疥 癬(かいせん)
 疥癬虫の寄生によって起こる伝染性の皮膚病。下腹部・わきの下・内またなどに散発する赤い丘疹(きゅうしん)、指の間に多発する小水疱(すいほう)・水膿疱(すいのうほう)と線状の皮疹などが特徴で、非常にかゆい。馬・メンヨウ・ヤギなどにも発生し、法定家畜伝染病の一。

 

潰 瘍(かいよう)

皮膚・粘膜層において、上皮組織の部分的欠損が深部に及んでいるもの。浅い場合にはびらんという。皮膚と違って胃や十二指腸は常に強酸にさらされているため、治りにくい。なお、潰瘍を形成する特徴をもった炎症を「潰瘍性炎」、組織の欠損がさらに進んで消化管などの壁を貫くものを「穿孔性潰瘍」と呼ぶ。

 
 

  角化型足白癬 

角化型足白癬は、水虫菌に対する反応で足底が硬くなります。特に踵が角化が進んで亀裂を生じると痛みを伴います。最近の外用薬はかなり効果がありますが、それでも治癒しない時は、4〜6週間の内用薬が必要です。普通飲み薬は効果がありますが、内服でも治らない場合は他の皮膚病を合併している場合があります。

 


角化症

 冷え性の人の踵が硬くなり「ヒビ割れ」して痛くなります。特に秋口から冬に酷くなります。つまり、末梢循環不全がある人に皮膚の角層の増殖として現われる。このような傾向のある人や炎症・刺激が継続すると起こります。代表的な病気は、進行性指掌角皮症や胼胝(たこ)・鶏眼(ウオノメ)・尋常性疣贅(イボ)などがあります。

 
 

  鵞口瘡(がこうそう)
  鵞口瘡(がこうそう)は口の中に発症するカンジダ症です。この感染症に典型的なクリームのような白い皮疹が舌やほおの内側に付着し、痛みを伴うこともあります。この皮疹は、指や先の丸いものでは容易にははがせません。健康な子供に鵞口瘡が発症するのは珍しくありませんが、成人の場合は免疫システムが衰えているサインであり、糖尿病やエイズの可能性があります。抗生物質の使用により競合する細菌が死ぬと、鵞口瘡にかかりやすくなります。

 

かぶれ

ある物質が皮膚と接触した場合、皮膚への刺激(刺激性接触皮膚炎)、アレルギー反応(アレルギー性接触皮膚炎)の、2つのしくみのいずれかによって炎症が起こることがあります。

刺激性接触皮膚炎は、化学物質が皮膚に直接損傷を与えた際に起こります。化学物質には、わずか数分で皮膚に異常を起こすものも、長時間さらされてから異常を起こすものもあります。刺激物に対する皮膚の敏感さは、人によってかなり異なります。非常にマイルドな成分でできたせっけんや洗剤でも、頻繁に使用したり長期間使用したりすると、人によっては刺激を受けてしまいます。

アレルギー性接触皮膚炎は、皮膚に接触した物質に対して体の免疫システムが示す反応です。ある物質に一度接触しただけで感作される(反応が起こるようになる)こともありますし、何度も接触した後に感作されることもあります。ある物質に感作されると、次にその物質に触れたとき、4〜24時間以内にかゆみや皮膚炎が起こります。ただし、一部の人、特に高齢者では、物質と接触してから反応が起こるまでに3〜4日間程度かかる場合もあります。

 
 

  貨幣状湿疹 

湿疹の境界線がはっきりしているので診断しやすい皮膚疾患です。アトピー性皮膚炎や接触皮膚炎の一部が貨幣状湿疹になる場合もありますのでその点においては診断の難しい面もあります。

貨幣状湿疹は、発症箇所をかくことで湿疹が拡大し、悪化します。悪化すると小さなブツブツ(湿疹)が広がり、場合によっては体全体に広がることもあるのです。しかし他人に感染することはありませんのでその点においては安心です。


 


カポジ水痘様発疹症

カポジ水痘様発疹症は0〜5歳に多く、種々の皮膚疾患、特にアトピー性皮膚炎に単純ヘルペスウイルスが感染して起こります。最近は大人のアトピー性皮膚炎が増え、大人のカポジ水痘様発疹症もしばしばみられるようになってきました。
また、アトピー性皮膚炎治療薬として開発されたプロトピック軟膏(免疫抑制外用剤)によりさらに増加することも予測されます。

 
 

  汗管腫
  顔面、とくにまぶたに多発して発生する小型で扁平に隆起した発疹で、汗を出す管である汗管が増殖してできたものです。
 女性に多く、思春期以降に現れます。眼のまわり、とくに眼の下に多発して発生しますが、額や頬にもみられます。直径1〜5mmくらいの、ほぼ皮膚と同じ色か、やや褐色の平らに盛り上がった皮膚と同程度の軟らかさをもつしこりです。年齢とともに次第に数が増え、大きくなりますが、3〜5mm前後の大きさにとどまります
 

眼瞼黄色腫

 皮膚の粘膜に漏れ出た脂質を組織球が貪食(どんしょく)し、泡沫(ほうまつ)細胞として組織に存在する状態

 
 

 

カンジダ症


 イースト菌の仲間によって皮膚や粘膜の感染で起こる皮膚病です。非病原性菌として皮膚、粘膜、腸管内に存在します。

 検査
 顕微鏡検査で、菌糸やイーストが見つかります。

 治療
 抗真菌外用で比較的早期に良くなります。ビラン部が、多いので「しみない」外用を選ぶ必要があります。刺激の少ない抗真菌剤(カビをやつける薬)で2〜3日で良くなります。

カンジダ性間擦疹


 陰股部、脇の下、乳房下の擦れる場所に出来る赤くかゆみの強い皮膚炎です。
オムツをしている老人、肥っている人、糖尿病の人に出来やすい


 

カンジダ性指間糜爛症(分芽菌性指間糜爛症(びらん))

 足や手の指間に水仕事が多い職業に従事している人に出来やすい。皮がむけて、赤くなりかゆみがあります。特に手の第3指間に良くできます。

 
 

 

汗 疹(かんしん)


 幼児の首や胸などに夏多く見かけます。大量の発汗とエクリン汗管の閉鎖により汗管が破裂して出来ます。

 

乾 癬(かんせん)

 赤くなり盛り上がった斑点、その表面にかさぶたの様な皮膚片、フケの様にボロボロと剥がれ落ちるのが特徴

 
 

 

 陥入爪(かんにゅうそう) 


  爪の側縁が皮膚の中に食い込んでいる状態

 

 肝  斑(かんぱん) 


  女性に特有の、両頬に左右対称性に広がるシミです。妊娠・出産をきっかけに現われることがあります。また、日光に当たると悪化するので、夏になると色が濃くなる傾向があります。過労やストレス、ある種の薬剤(経口避妊薬、抗てんかん薬などの一部)も症状を悪くする要因です。


 
 

 


乾皮症(かんぴしょう)


 皮膚は乾燥すると,少しの刺激でかゆくなってしまいます。これは、刺激に対する防御機能が下がる為です。冬場は、暖房のために乾燥しやすくなり、体がかゆくなります。乳液タイプの塗りやすい保湿剤を塗るだけでも改善されます。


 

汗 疱(かんぽう)

 手のひらや足底に水膨れができ皮が剥けるが、痒みは伴わないことが多い。

 
 

 

汗疱状湿疹


  汗疱の水疱が破れて皮膚が剥け湿疹化したもの

 

寒冷蕁麻疹


  体温よりも低い物質に触れたことにより発症する蕁麻疹。