同調査は、23大学の医学部6年生を対象に、平成12年9月に実施されたもので、20大学、1,316人(全国の医学部6年生の17.5%と推定)から回答を得た。 選択の意思が無いとした理由では、72.7%が「他科の希望」となっており、 それ以外では「勤務が大変そう」24.0%、 「子どもの死や苦しむ様子をみたくない」21.5%、 「子どもの扱いが大変そう」14.4%、 「採算性が低いと聞いている」13.8%、 「子どもが苦手」11.9%−などの回答があった。
また、調査時点ですでに進路を決めていたのは81.5%の1,073人(ほぼ決定を含む)で、うち臨床医を希望した1,030人の39.6%が内科系、39.4%が外科系を選び、 小児科は9.5%にとどまった。
小児科医不足への対処法については、 「勤務条件の改善」という意見が68.3%と多くを占めたほか、 「社会的に小児科医の重要性が認知されること」46.5%、 「経済的に豊かになること」32.6%、 「子どもの健全育成の重要性を社会全体が認識すること」31.5%・・・ などの意見があった。