医学生の進路希望、74.3%が小児科選択の意志なし
  少子化時代の小児救急医療のあり方に関する研究 
 厚生労働省研究班による調査「少子化時代の小児救急医療のあり方に関する研究」で、今年医学部を卒業した学生に昨年9月、進路の希望を尋ねたところ、
小児科を「選択の可能性あり」は24.8%にとどまり、
    「遺択の意思なし」が74.3%にのぽることが明らかになっている。
 
 

 同調査は、23大学の医学部6年生を対象に、平成12年9月に実施されたもので、20大学、1,316人(全国の医学部6年生の17.5%と推定)から回答を得た。
 選択の意思が無いとした理由では、72.7%が「他科の希望」となっており、
それ以外では「勤務が大変そう」24.0%、
      「子どもの死や苦しむ様子をみたくない」21.5%、
      「子どもの扱いが大変そう」14.4%、
      「採算性が低いと聞いている」13.8%、
      「子どもが苦手」11.9%−などの回答があった。

     

 また、調査時点ですでに進路を決めていたのは81.5%の1,073人(ほぼ決定を含む)で、うち臨床医を希望した1,030人の39.6%が内科系、39.4%が外科系を選び、
小児科は9.5%にとどまった。

小児科医不足への対処法については、
「勤務条件の改善」という意見が68.3%と多くを占めたほか、
「社会的に小児科医の重要性が認知されること」46.5%、
「経済的に豊かになること」32.6%、
「子どもの健全育成の重要性を社会全体が認識すること」31.5%・・・
などの意見があった。