風邪の時のお風呂は・・?  発熱無ければOK・・許可する医師増加
但し 短時間 すぐ寝かせる が条件
 寒さの厳しいこの季節、乳幼児も風邪をひきやすい。風邪をひいたが熱はない時、親が悩むのは入浴だ。最近は、高い熱がなければ入浴しても構わないとアドバイスする医師が多い。食欲や機嫌など子どもの全身の状態で判断することが大切なようだ。
 東京都小金井市の会社員坪倉篤さん(30)は、長男の亮くん(1歳8か月)が鼻水とせきの症状があったので、小児科を受診した。風邪の初期症状で、体温は37度ちょっと。入浴は無理だろうと思いつつ念のために聞くと、「38度以上の熱がなければ、入浴しても構わない」との答えが返ってきた。そこで入浴させたところ、特段風邪が悪化することはなかったという。
 子どもが風邪のとき、入浴の是非について質問する親は少なくないようだ。少し前まで、風邪のときは熱がなくても入浴を禁止する医者が多かった。ところが、最近は、
熱がなければ入浴してもよいと指導する医師が増えている
 自治医科大学講師の岡山雅信医師は99年に発表した論文のなかで、風邪の時の入浴指導についてまとめている。日本小児科医会の医師269人にアンケート調査をしたところ、8割以上が「条件付きで入浴を許可する」と答え、若い医師ほど許可する傾向が強かった。9割の医師が「発熱がない」ことを条件に挙げた。「発熱」の基準は、38.5度以上が約3制、37.5度以上が約4割だった。
 注意点として、
「長時間入浴しない」
        「湯冷めしない」
        「入浴後すぐに床に入る」
などが挙げられた。
岡山さんの臨床試験では、入浴によって、風邪の症状が必ずしも悪化しないことも分かった。一方、入浴を禁止する医師は約1割。「病状が悪化する」「経験上」「体力を消耗する」との理由が多かった。入浴は一種の全身運動で、体力を使うため、風邪で体が弱っているときには、負担になるというわけだ。

 風邪のときでも入ってもよい・・・が主流になった背景には、かつては風呂のない家庭が少なくなかったが、今では家庭にふろが普及し、湯冷めの心配が減ったことがある。欧米では風邪でも入浴制限しないことも影響しているようだ。また、94年の予防接種法改正で、接種当日の入浴を制限しなくなっている
 横浜市の「さとう小児クリニック」院長、佐藤順一さんはホームページ(http://homepage1.nifty.com/pedcli-sato/)を通じて、入浴についてアドパイスしている。
 「元気なら多少体温が高めでも入浴して差し支えない。ただ、熱がなくても風邪の治りかけや、元気がないときなどは様子を見る意味で、さっと汚れを落とす程度に。「何が何でも毎日ふろに」と思い込んでいる親もいるが、食欲や機嫌など、子どもの全身状態から判断してほしい」と佐藤さんは話している。

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インフルエンザ・・抗ウィルス薬で治療法一変、、

朝日新聞 
今冬もインフルエンザが広がっている。国立感染症研究所感染症情報センターが6日に発表した「警報・注意報マップ」によると、大きな流行の発生・継続が疑われる「警報」は九州のほば全域と関東地方なと11県、「注意報」は12府県。
 Aソ連型、A香港型、B型のうち、Aソ連型の報告が比較的多い。高熱や関節痛、全身のけん怠感などの症状が出る。
 これまでの治療は、解熱剤などで熱を下げたり、水分をとって安静にしたりする対症療法が中心だった。抗ウイルス薬もあったが、A型にしか効かなかった。
 しかし、昨年2月にA型、B型の両方に有効な薬に医療保険が適用され、治療が様変わりした。飲み薬オセルタミビルと吸入薬ザナミピルだ。ウイルスが細胞内から外に出ないように封じ込め、増殖を抑える。症状の軽減や、治るまでの期間の短縮が期待できる。ただし、とちらも発病後48時間以内に使う必要がある。
 薬を有効にするためには、素早い珍断が欠かせない。そのための迅速診断キットも登場している。鼻の奥から採取した鼻汁などを使って検査する。専門設備を使って数日間かかっていた従来のウイルス感染判定が、外来診療で10分程度で、できるようになった。
 これまで何度も大流行を繰り返し、高齢者に多くの死者を出してきたインフルエンザの対策が、大きく進みつつある。

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子供のインフルエンザ 

産経新聞 より

目 次

一部の解熱剤の使用が禁止された?
解熱剤を使用するタイミングは?
他に気をつけることは?
最近、インフルエンザの治療薬が出た?
ウイルス検出キットも出た?
予防接種は?
卵アレルギーの人は大丈夫ですか?
注意するポイントをもう一度?

  ライ症候群(参考資料) 

 16歳以下の子供にみられる急性脳症で、突然の嘔吐、意識障害を伴って予後は悪い。はっきりとした原因は解明されていない。70年代米国でインフルエンザの小児患者に出すアスピリンがライ症候群の原因ではないかとされ、使用を中止したところ同症候群が激減した。


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 インフルエンザについて北野病院(大阪市北区)小児科部長の 長藤洋医師 に聞きました。
今回は解熱剤、最新の治療薬などについてです。
熱剤の使用は慎重に・・・

質問:昨年5月、一部の解熱剤の使用が禁止されましたね?
 インフルエンザの子供に対して、
ジクロフエナクナトリウム
メフェナム酸」の二種類の解熱剤の使用が禁止されました。
 厚生労働省が脳炎・脳症になった子供を調査したところ、この二種類の解熱剤を使用した群に、有意に予後の悪かった例があったためですが、因果関係が医学的に解明されたわけではありません。米国でアスピリンの使用を中止したところ、小児のライ症候群が減少しており、今回の措置で同じよう脳炎・脳症が減るかもしれません。現在は解熱剤として、比較的効き目が軽いアセトアミノフエンが使われています。

質問:座薬など解熱剤を使用するタイミングを教えて下さい。 子供のインフルエンザ 目次へ
 体は、高熱を出してウイルスを撃退しようとしているのですから、むやみに使用をしてはいけません。むしろ解熱剤を使うのは、熱を下げるためでなく、本人を楽にさせることが目的だと思ってください。使用の目安は38.5度以上ですが、このぐらいの熱が出てもある程度元気で水分を摂取できるなどの体力があれば使用は避けるべきです。しんどくて寝ることが出来ないなどの場合には使ってください。
基本的には、あまり使わない方がいいでしょう。

質問:他に気をつけることは? 子供のインフルエンザ 目次へ
 熱が上昇している最中に使うことは効果がありません。
熱が上がりきった時を見極めてください。
もうlつ、大切なのは
手足が冷たいときも使用しないでください。
抹消循環が十分でない時に使用しても効き目がありません。手足をさすってやるとか、アンカで温めてやるなどしてから使用してください。

質問:最近、インフルエンザの治療薬が出ていますね? 子供のインフルエンザ 目次へ
 抗ウイルス薬として、3種類があります。1つは「塩酸アマンタジン」で、もともとバーキンソン病の治療薬として開発されたんですが、インフルエンザにも効くことがわかり使用されています。しかし、この薬はB型には効かないうえ、めまいなどの副作用があります。でも昨年認可された「オセルタミビル」「ザナミビル」の2種類は発症から48時間以内に用いれば重症化を防ぐうえ、A型、B型の両方に効きます。熱は1日ぐらいで下がり、解熱剤よりも効果は大きい。「ザナミビル」は喘息のある時は使えません。

質問:ウイルス検出キットも出ていますね? 子供のインフルエンザ 目次へ
 鼻汁を使ってA型を検出するキットは約15分で判定できます。

質問:予防接種は? 子供のインフルエンザ 目次へ
 学童の場合では65〜75%、乳幼児でも50%ぐらいに利き目があるとされ、重症化も防ぐと言われています。でもワクチンは鶏の発育卵を使っているので、爆発的な大流行が起こった時、製造が追いつかなくなるという心配があります。
あらかじめ予防接種を受けておくことを勧めます。

質問:卵アレルギーの人は大丈夫ですか? 子供のインフルエンザ 目次へ
 確かに卵アレルギーの人は注意が必要ですが、ワクチンに含まれているのはごくわずかです。当院に通院中の卵アレルギーを持つお子さんが接種を受けていますが副作用の問題は起きていません。卵アレルギーの人は事前に申し出て、皮内注射のテストで調べてもらえばいいと思います。副作用のことがよく問鹿になりますが、私はむしろ基礎疾患のある人の方がインフルエンザによる合併症を起こしやすく、受けて欲しいのです。

質問:注意するポイントをもう一度お願いします。 子供のインフルエンザ 目次へ
 ここ1〜2年でインフルエンザの治療法はかなり進歩していますが、あくまでも対症療法が中心になっています。ですから、子供を持つ親として流行の情報に敏感であることと、かかったときは症状の進行が急激なので、すばやく医師に診せることです。特に普段の風邪と違って、ぐったりし、痙攣が止まらないなど特異な時は
一刻を争います。それから、当たり前の事ですが、十分な睡眠と手荒い、うがいを心掛け、無理をさせない事です。

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冬場も食中毒に要注意
小型球形ウィルスが原因で発生
   「寒い季節に食中毒なんて、」と思う人も多いが実は油断大敵--。小型球形ウイルス(SRSV)による食中毒が今冬だけでも、熊本市や長野県伊那市、佐賀市などで発生している。このため、各保健所などでは注意を呼びかげている。
 SRSVによる食中毒はカキなど二枚貝を原因とするものが多いとされる。体内で増殖するので、感染者の便などを介して二次感染することもある。症状は吐き気、下痢、腹痛で、感染から24〜48時間後に発症する。
 神奈川、鹿児島両県などのように、昨年一年間を通して発生した食中毒のうち、半数近くが冬場のSRSVだった自治体もある。保健所などでは「感染を防ぐため、食事や料理の前にはよく手を洗うように」などと警告している。

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