レモン薬局webサイト
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 目 次
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子どものお薬

         お薬の飲み方・使い方


kuma

   
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漢方について  
漢方や民間療法についてお話しします。
 
   
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坐薬  
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子供の熱  
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乳幼児への飲ませ方  
   
   



9 坐薬 (子供用) 使用のポイント
zayaku  坐薬は、直腸から入れる薬です。吸収が速く全身にゆき渡るので速効性があります。
坐薬は、胃や肝臓への負担が少ないので、
乳幼児やお年寄りの方、胃腸の弱い方に適したお薬です。


9 使用時の注意点
 肛門に入れる薬なので飲まないで下さい。
排便を済ませてから使います。
使用の前後には手を洗って下さい。
坐薬を入れてから20〜30分くらいはあまり動かないようにして下さい。


9 保管
 坐薬は体温程度で溶けやすいので、冷蔵庫で保管し、使用する20〜30分くらい前に冷蔵庫から出して室温に戻してから使います。


9 Q・坐薬を入れても
    出てしまった時は !

もしもお尻に入れていた坐薬が、
うんちと一緒に出てきてしまったら・・・
必ず出てきた坐薬を見てください!
少しでも溶けていたか?
それとも丸ごと出てきたか?
を確認します。
 
9 入れてすぐに出てしまった場合
丸ごと残っている時・・・
再度、入れ直して下さい。
出てきた坐薬を使っても、新しい坐薬を使っても良いです。

9 しばらくしてから出てしまった場合
先が 少し溶けている時・・
入れ直さず、そのまま子供の様子を見ていて下さい。
坐薬が溶けている=腸から一部薬が吸収されている可能性があります。
使いすぎになると心配があるので注意してください。


  熱が下がらない、9
(子供の熱は・・こちらへ)
嘔吐や痛みが止まらない、
けいれんが治まらないなどといった症状が30分以上経過しても続くようなら、
体へ入った薬の量が少なかったと思われるので、追加投与してみて下さい。
解熱剤は、低体温の危険もありますので薬の連続投与は駄目です。
 


9 坐薬の入れ方のポイント
  9 1.坐薬を入れる前に手を洗いますが、その後手を温めます。 
9 2.坐薬の先端を少し水でぬらしたり、ベビーオイルをつけたり、手で温めたりして入れやすくします。
9 3.子供を仰向けにして、両手でしっかりと子供の足を持ち上げて、坐薬を肛門へ挿入して下さい。
9 4.坐薬をもった指の第2関節くらいまで押し込むのが良いとされていますが、
   抵抗がある場合は、周りの皮膚をもみこむようにして奥まで押し込みます。
9 5.入れた後は、しばらくはオムツ・下着の上から手で抑え、出てきてしまうのを阻止します。
   坐薬によって溶ける温度が違うのですが、3~5分くらいが目安です。
9 6.約5分後くらいに、肛門の様子を見てください。もし坐薬が見えているようなら
   出てきてしまう可能性もあるので、もう1度ティッシュや指で押し込んで下さい。
   ゆっくりに挿入するようにしてください。


9 坐薬を半分に切って使ってください、と医師から言われたら・・・
   体重の関係で、坐薬を1ヶ使ってしまうと、多すぎることがあり医師は半分、2/3ヶなどといった指示を出すことがあります。座薬の切断はお母さん自身がやりますが、坐薬を挿入向き(縦長)に置き、横に対して斜め切りにして下さい。
 坐薬を見ていただくと、挿入側(先端が細くなっている)と下側では大きさが異なります。
横まっすぐに切ってしまうと、薬の量が半分にはならないので注意して下さい。
外側の包装の上からマジックで線を引き、その線の上から包丁またはハサミで切ってください。
砕けてしまったら、新しい坐薬を使用します。
 注意切った座薬はなるべく挿入側を使用して下さい。残りの坐薬は捨てます。

 

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9 子供の熱・・・
3  熱が出るということは、病気で身体が弱っている・・ということです。暖かくして、身体を休めましょう。

衣類=普段より1枚多くし、暖かく。汗をかくようなら、1枚減らす。
お風呂=38度を越える時はやめる。
解熱剤=熱でぐったりしているようなら、医師に相談して指示量の座薬を使います。



9 乳幼児へ薬の飲ませ方

9 <乳児の場合>粉薬の飲ませ方
 水ぐすりはそのまま、飲ませます。

9 粉薬は
 1回分のお薬を少量(一口で飲める量)の水またはぬるま湯で溶かし、はしなどでよくかき混ぜます。
お薬をスプーンやスポイトなどにとり、少量ずつ飲ませて下さい。
 その後、湯冷ましやミルクなどをのませて下さい。
または少量の湯ざましで、ゆるいだんご状態にして、舌の先は味を感じやすいので上あごかほおの内側にこすりつけ、その後、水、湯ざまし、ミルクなどを与えます。
 一回分のミルクに混ぜると、全部飲まなかったりミルク嫌いになったりしますので、少量のミルクに溶かして薬を与え、それからおいしいミルクを与えます。



9 水剤の飲ませ方は・・・こちらへ

  9 <幼児の場合>
 水ぐすりも粉ぐすりもなるべく他のものに溶かさないで、そのまま与えるようにしましょう。薬を嫌がるときには、何に混ぜてもかまいません。ヨーグルト、アイスクリームなどがお勧めです。

9 食前それとも食後?
 基本的にはどちらでもかまいません。ただ、食後は満腹で飲まなかったり、食べたものと一緒に吐いてしまうこともあるので、食前の方がよいかもしれません。

9 【1日3回 】は、いつが良い?
 食事にとらわれず、起きている時間の3等分を目安にして下さい。例えば、午前8時、午後2時、午後8時などです。
幼稚園などで昼に飲めないときには、
「朝」
「幼稚園から帰ってすぐ」
「寝る前」の3回でも良いでしょう。

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