レモン薬局webサイト
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 目 次
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シニアの方へ
      
               お薬の飲み方・使い方

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漢方について  
 
漢方や民間療法についてお話しします。
 
     
     
9 吸入剤  
  エアロゾルの使い方  
  エアロゾルの種類  
     


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お年寄りの服薬で注意すべきこと

1
思い違い事故を防止
2
プラスチックシートのまま服用した
(食道や胃壁などを傷つけますので、シートから出して服用します)
3

薬の多様化--貼り薬だと思って狭心症の薬を貼った

4

薬を飲んだことを忘れた

 


5 対処方法として

    はじめてみるタイプの薬の時は、きちんと説明を聞くこと
 飲んだらすぐにお薬手帳やノートに記載しておく(○印を付けたり、、)
 のどの炎症を防ぐ為に、介護で薬を飲ませる時は 横になっている体を起こす。



9 吸入剤
   薬液を霧状にして吸入し、咽頭・気管・肺などに作用させる薬です。  
 使用するに当たっては、以下の注意を守って下さい。
 1・指示された回数を守り、急に使用を中止しないで下さい。
 2・使用前には吸入器をよく振って下さい。
 3・十分に息を吐き出した後で、ゆっくり吸入します。
   その後、呼吸を数秒間止めて、鼻からゆっくり息を吐き出します。
 4・2回吸入するよう指示がある場合は、再び容器を振って、
   約30秒、間をあけて使うようにしましょう。
 5・薬を吸入した後は、温水で口をすすいで下さい。
 6・最後に、使用した容器は清潔にして乾燥させておきましょう。
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3 ハンドネブライザー(吸入用エアロゾル)の使い方
   

 吸入薬は、お薬が肺の奥まで届かないと効果が十分に表れません。
正しく吸入できていないと、口の中やのどにお薬が残ってしまい、
効果が弱くなってしまいます。

1)使用方法
・アダプターの吸入口についているキャップを外し、容器をよく振ってください。
・吸入口を軽く歯でかむようにしてくわえてください。
・のどを伸ばすように顔を少しあげます。
・息を十分に吐いてから、息を吸いはじめると同時に容器の底を1回強く押します。
・3秒くらいかけて、お薬をゆっくりと深く吸い込みます。
・アダプターを口から離し、5秒間ほど息を止めてください。
・ゆっくりと息を吐き出します。
・吸入後はうがいをしてください。
・使用後はもとのとおりにキャップをしてください。
・アダプターの吸入口はときどき流水かぬるま湯で洗い、清潔にしてください。

(吸入口をくわえずに、口から約4cm離して吸入する方法もあります。)

 この使用方法が難しいという方のために、
お薬を簡単に肺の奥まで吸入できるようにする吸入補助器具(スペーサー)があります。
この器具を使用すると、吸入するときの刺激感を和らげる効果もあります。

 使用方法はスペーサーによって異なりますので、
製品に添付されている説明書をごらんください。
ハンドネブライザーで上手に吸入できない方は、医師や薬剤師に遠慮なくご相談ください。

 

 

3 ハンドネブライザー(吸入用エアロゾル)の種類
 吸入による気管支ぜんそく治療薬は、働きの違いによっていくつかの種類に分類されます。
それぞれ使用目的が異なりますので、
使用している吸入薬がどの種類に分類されるのかを把握し、正しく使用しましょう。
詳しくはお薬についている説明書をお読みください。
 

1)交感神経刺激薬(β刺激薬)
 
発作が起きたときに、気管支を広げて呼吸を楽にするお薬です。
通常は 1回1吸入 で効果が表れますが、吸入後も息が苦しいようであれば、
必ず2分以上、できれば
5分の間隔 を空けてもう1吸入してください。
それ以上吸入すると心臓に負担がかかり危険ですので、行わないでください。
また、1日の吸入回数は4回(8吸入)までにしてください。1回吸入しても6時間以内に次の発作が起きた場合、ぜんそくの症状が悪くなっていることも考えられますので、医師に相談しましょう。

2)副交感神経遮断薬(抗コリン薬)
 
気管支を広げてぜんそくの発作を予防するお薬です。すでに起こっている発作を静めるお薬ではありません。通常は、1回1〜2吸入を1日3〜4回吸入することで持続した効果が得られます。毎日忘れずに決められた量を吸入しましょう。

3)副腎皮質ホルモン薬(ステロイド薬)
 ぜんそくの発作を予防するお薬です。発作を速やかに静めるお薬ではありませんので、緊急時には使用しないでください。毎日忘れずに決められた量を吸入しましょう。
吸入後は、副作用(しわがれ声、のどの痛み、舌や口内の炎症等)を予防するために、
必ずうがいをしてください。あるいは、食事の前に吸入するのもよいでしょう。

4)注意事項
・ 何種類かの吸入薬が処方されたときは、
 β刺激薬→抗コリン薬→ステロイド薬の順番に吸入してください。
・ 自分の判断で使用をやめると、ぜんそくの症状が悪くなることがありますので、
 必ず医師に相談してください。

 


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